写真のもつ可能性(*^_^*)
ニュースで、ご自身も被災されているのにもかかわらず、写真を通じて地域のみなさんに癒しを届けていらっしゃる方をご紹介していました。
写真を通じた「心の復興」です。
震災前の街の写真や地元のお祭りの写真など地域の人たちの写真を被災して写真も無くなってしまった方々に気に入った写真があれば無料で差し上げていました。
写真中に、亡くなられた親を見つけた人もいました。
ご自身が写っている写真を見つけた人もいました。
みなさんが写真を見つけた時、笑顔でとてもいい表情をされていました。
この方は被災後の写真を、いま撮り始めています。
被災したいまの街を撮影していると「こんな時に写真なんて不謹慎だ!」と非難を受ける事もあるそうですが、自分が生まれ育った街だからこそ、写真に残し復興後に「こんな時もあったね」と言える様に一日でも早く復興してほしいとおっしゃっていました。
ニュースを見ていると瓦礫の中から泥だらけになった家族の写ったアルバムを持って帰るご家族が「家族の大切な思い出は、これしかないから…」といっていました。
写真って、動画の様に動きもなければ、音もしません、でも電気もない非常時にでもアルバムを開けば、すぐに見る事ができます。
すぐに思い出がよみがえります。
写真って人の心を癒すチカラをもっているのだと思います。
写真のもつ可能性を信じて、これからも皆さんに喜んでいただける写真を目指して一枚一枚の写真に心を込めてシャッターを切っていこうと思いました(*^_^*)