
2010年04月09日
それぞれのストーリー

アルビノ・脱毛症・火傷などの当事者のみなさんの体験談も書かれていました。
みなさんそれぞれに症状が違いますが「見た目」と言う共通点を持っていて、それによって様々な体験をなさり、辛い日々も経験してきました。
私が、このインタビューに限らず様々なメディアでお話をさせていただくのは「私たちと同じ思いだけは、これからの当事者さんやご家族にはさせたくない」この一心につきます。
まわりが、ほんの少しだけ知っていただくだけで、私たちの環境は劇的に変わります。
それを、私も実体験として経験してきたので、まずは自分から多くの人々に発信する事を、様々なご縁をいただく中でさせていただきました。
今回の、この冊子も多くの人々の手に行き渡り、見た目による差別や偏見を受けながらもたくましく生きてきた、当事者のみなさんの半生を知る事で、またひとつ見た目による差別や偏見を減らせる事につながると信じています。
このインタビューを企画、指導などサポートをして下さった西倉さん、そして学業の間の貴重な時間を割いてインタビューや編集作業をして下さった学生さん、そしてこころよく勇気をもってこのインタビューに協力して下さった当事者のみなさんお疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
読ませていただく中で気が付いたのは個人を特定できない様にするためなのか?、それともただ聞き間違えなのかは分かりませんが、一部内容が違っているところもありましたが、とてもよく書かれている冊子にできあがりました。
本当に手間のかかる作業で、インタビューをICレコーダーに録音して、それを文章に全ておこします。
例えば私は話の間に「ん〜そうですね〜」とか「え〜」とか本当に多くの言葉を発しています。
それを含めて全て文章にして、個人名や団体名など固有名詞、話の内容で個人が特定できてしまうお話などを、分からない程度に内容を少し変えたりします。
出来上がった文章をインタビューを受けた当事者さんに確認(私は全てお任せしました)していただいて、最終的にメンバー全員で、西倉さんのアドバイスなどを受けながら編集して出来上がりです。
この1冊が出来上がるまで、企画からインタビュー・編集・完成まで約1年ちかくかかっています。
とても内容が、よくまとめられていて、当事者のみなさんそれぞれの生き方や思いなども分かります。
まだ全部読み終わっていませんので、残りも読ませていただきます。
Posted by 白くま at 07:11│Comments(0)