
2010年05月29日
戦国の世も、今の世も

そのお話の中で感銘を受けた場面を、ご紹介させていただきますね(*^_^*)
子供の頃のガラシャさん(玉子)が、お母さん(熈子)の『庖瘡』のあとがのこった頬を見て、子供とはいえ言ってはいけない事を言ってしまいました。
それを聞いた父、明智光秀が玉子を叱りつけそのあとに言いました。
「よいか。人間を見る時は、その心を見るのだ。決して、顔がみにくいとか、片足が短いとか、目が見えぬなどといって嘲ってはならぬ。また、身分が低いとか、貧しいなどといって、人を卑しめてはならぬぞ、お玉(玉子)。人間の価は心にあるのじゃ」
小説ですので、実際に明智光秀が、こう言ったかは分かりませんが、人をみるときに見た目やその人の身分ではなく「その人の心をみる」と言う教えは素晴らしいと思いました(*^_^*)
更に光秀は、こんなことも玉子さんに言いました(^-^)
「女の第一の宝は、やさしい心じゃ。やさしい心の人間は、人を思いやることも、尊敬することも知っている。お玉はもっと、優しい謙遜な人間にならねばならぬ、わかったな」
女性に限らず、みんなに言えることですね(*^_^*)
思いやる気持ちが、お互いを理解しあい認めあう事の第一歩だと思います^ー^)人(^ー^
身内の中ですら争いのあった戦国の世にあって、これだけ人を思いやる気持ちがあった事を知り、いまの世にも思いやりの気持ちが広がっていったらどんなに素晴らしいかと思いました(*^_^*)
道端のコンクリートを割って咲く優しいお花さんの様に、静かにひっそりと咲いく花の優しさと堅いものを割ってでも咲く意志の強さをもち、そのままの姿で自分らしく思いやりをもって生きていけたらと思いましたヾ(=^▽^=)ノ
Posted by 白くま at 06:32│Comments(0)