2010年07月17日

晴れ渡る空のように♪

おかげさまで、13日の波岡中学校の講演会の取材と14日の兄の取材で白くまファミリー全員の取材が、ほぼ全て終わりました(*^_^*)

私の取材だけでも、自宅と実家で家族と親友も含め3回、東京で個人的に2回、千葉の交流会、大阪の交流会、東京の交流会、東邦大学の講義、波岡中学校の講演会、見た目問題のイベントと1年以上にわたり取材をしていただきましたm(__)m

家族の取材の依頼があった時には、正直言って最初は断るつもりでいましたが記者さんの強い思い、そして私自身の長年の思いがあり、お引き受けする事にしました(^-^)

でも、家族への取材日が近づくにつれて憂鬱な気持ちになってしまいました。

やはり、私たち家族にとっても触れられたくない過去の話、ましてや本として出版するにあたっては本名も写真も出てしまう。

本当に悩みました。

でも、私が活動を始めるきっかけはやはり

「私たち家族みたいな思いだけは絶対にさせたくない!」

その思いが強くありましたので、取材を受ける事を決断させていただきました。

今回の取材は、かなり大がかりな取材でアルビノ当事者さんやご家族さんだけを対象にした取材で、各年代の当事者さんやタイプの違うアルビノのみなさんの現状を伝える日本では初めてのアルビノだけを取り上げた本の出版が最終目的です。

その取材の協力ですから、私個人としては最初からご協力させていただきましたが、それでもここまでくるのに私の心の中では葛藤があり、モヤモヤした気持ちがあった事も事実です。

いままで、ずっと隠し通して生きてきたものを、見ず知らずのみなさんにプライベートそれも心の中までみせる取材ですから、いろいろと考えました。

私以外に取材をお受けしていただいた当事者さんも、やはり悩まれていた方も多く相談を受ける事もありましたが、やはり共通すしていたことは「私たちと同じ思いはさせたくない」と言う事でしたので、みなさん受けて下さいました。

アルビノ当事者さんやご家族さんそれぞれに生きてきた歴史があり、楽しい事、辛い事、いろいろあったと思います。

それを乗り越えてきたからこそ、こうして取材をお受けして下さっている事と思います。

取材も9月までと、もう少しです。

そして、3ヵ月ほどでまとめ、出版社を探して、見つかれば出版になります。

出版社が見つかり順調に進めば来年の初めには出版になる予定です。

この本の出版によって、また多くの方々にアルビノ当事者さんやご家族さんの現状を知っていただき、いま以上にアルビノへの理解の輪が広がる事を信じていますo(^∇^o)(o^∇^)o

晴れ渡る空のように、私たちの心も晴れ晴れと空高く広がっていきますようにヾ(=^▽^=)ノ

ありがとうございます。



Posted by 白くま at 18:04│Comments(0)
 
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