
2010年11月13日
月山御神供をいただきました(^-^)

私たちの地域に数百年続く伝統神事の「三山講」で、毎年送られてくる、美味しいお菓子♪いえいえ!御神供ですヾ(=^▽^=)ノ
私も数年前に選ばれて、三山講をさせていただき神林坊さんに宿泊しました(^-^)
三山講では地域によって宿泊する坊が決められていて、宿泊すると宿帳には江戸時代の私のご先祖様の名前も書かれていました(*^_^*)
三山講はお参り仕方が代々決められた神事に則って執り行われますm(__)m
いまは、省略されましたが昔は、三山に向かう前に地元のお寺のお堂に一週間籠もり潔斎してから出発するのが慣わしでしたm(__)m
いまは、簡単になり前日のお風呂で、水により禊ぎを行うだけになり翌日にはバスで三山に向かいますヾ(=^▽^=)ノ
お参りにも決まりがあり、まず宿坊に向かいます。
宿坊に到着したら白装束に着替え宿坊の方の案内で羽黒山神社にて登山の安全祈願とお祓いや神楽の奉納が執り行われます。
夜は翌日登山する皆さんと一緒に宿坊から出される精進料理をいただきます。
早朝4時に起床して白装束に着替え坊でお祓いを受けて、甘いお汁粉をいただいてバスで月山八合目まで向かいます(^-^)
到着したら、登山口にあるお堂で安全祈願を受けて月山頂上へ向かい、頂上にあります月山本宮でお祓いを受けそのまま湯殿山に向かいます。
ここからが難所で鎖あり、ハシゴあり、思わず「ファイト〜!一発〜!」と言いたくなる難所を下山します。
そして、湯殿山にあります湯殿山本宮に入ります。
ここでは、裸足にならないと入れていただけないので裸足なり参拝、実はここの神社の事は山を下りたら話し手はいけない決まりになっていますので、今回も書けません。
こんな感じで代々決められた神の道を私たちは、ご先祖様の歩いた数百年前と同じ道を祈りながら歩きましたm(__)m
こうして、今もこの伝統神事は守り続けられています(*^_^*)
私もこの御神供をいただく度に、出羽三山の美しい山々を思い出すと共にご先祖様が各時代を生き抜いて下さったからこそ、いまこの時代に生かされていることへの感謝を感じますm(__)m
私がやがて、この世から去って数百年経って、うちにはこんなご先祖様がいたんだ♪って思ってもらえる生き方ができたらと思いました(*^_^*)
うちの地域では、他に「伊勢講」と「三峰講」もやっています(*^_^*)
信心深いのは元々、奈良や京都との関係が深い武家や公家の家柄が多かった地域性なんでしょうね(^-^)
Posted by 白くま at 07:31│Comments(0)