
2011年07月15日
月明かりに誘われて(*^_^*)

美しく輝く月を見ていたら思わず万葉集を書いた人々の事を思いだし「こんなに綺麗な月を、いつも眺めていたから昔の人はあんなに素敵な歌を書く事ができたのかな♪」って思いましたヾ(=^▽^=)ノ
春日なる
三笠の山に
月の船出づ
みやびをの
飲む酒坏に
影に見えつつ
作者未詳
第七・一二九五
奈良の春日の三笠山に月の船が出たと言って風流な男たちが飲む酒坏に、その月を写して
昔は夜は暗くて当たり前、その暗い夜に月明かりだけで、暮らしていた人たちもいた事でしょう(^-^)
昼は明るい、夜は暗い、夏は暑い、冬は寒い、そんな当たり前な事を昔の人たちは歌にして楽しむ心のゆとりがありました(*^_^*)
そう思いますと、こんなにも便利で不自由な事がない現代の私たちは、なんと余裕のない生活を送っている事でしょうか(;^_^A
生活面だけで言っても、明らかに昔の人たちは現代から見たら不便な生活をしていました。
だけど、感謝して食物を美味しくいただく、家がありそこで眠れる、そんな当たり前の事ですら感謝して暮らしていたのでしょうねo(^∇^o)(o^∇^)o
節電の夏、暑さに耐えながら万葉に生きた人々の事を思い、この暑い夏を、どう乗り切るか?考えました(*^_^*)
不便になり、自然をより感じられる今だからこそ自然の大切さ、自然によって生かされる私たちの命について考えるのもいいですよね゜+。(*′∇`)。+゜
14番目の月〜The 14th moon
http://www.youtube.com/watch?v=5e-W_yKtg8A&feature=fvwrel
万葉集最終歌 20-4516 大伴家持 歌
http://www.youtube.com/watch?v=yU0z8doX6-k&feature=related
Posted by 白くま at 05:15│Comments(0)