てぃーだブログ › 白くまのほのぼの日記 (アルビノと共に生きる) › 端島(軍艦島)に上陸しました。

2011年08月05日

端島(軍艦島)に上陸しました。

7月30日(土曜日)、31日開催の長崎アルビノ交流会の前日に以前より行きたいと思っていた軍艦島へ上陸してきました。

今回、軍艦島に行く事を交流会の企画を下さった、えみろすさんにお話したところ、即答で「私もご一緒してもいいですか?」と言われました。

私が「軍艦島ですよ!いいんですか?」と聞きましたら「地元ですと、こういう機会がないと行かないので今回は是非ご一緒させて下さい」と言う事で、一緒に行く事になりました。

その後、総理さんと娘さん2人、リップさんもツアーに参加が決まり、6名で軍艦島ツアーに参加する事になりました。

今回、私たちが上陸のために予約したツアーは、いくつかの会社がありますが、西日本横断ブログ旅でサキちゃんが、ここの会社の「ブラックダイヤモンド号」に乗船したのを見て「軍艦島には絶対にこの船で行く」と決めていました。

高島海上交通
http://www.takashima-kaijou.jp/

私が長崎空港に到着する時間が9時40分で、出航は11時20分でしたが受付終了時間の11時00分までに高島海上交通事務所にて乗船受付を済ませなくてはならなかったので、えみろすさんに空港まで車で、お迎えに来ていただき、総理さんに上陸のための事務手続きを代行していただいて、無事に乗船所に到着しました。

11時20分、いよいよブラックダイヤモンド号が出航しました。

この船は満員では190人ほど乗せる事ができますが、今回は30名ほどの乗船になりました。(予約は満席でしたので、あえて人数を少なくしている様です)

船は高速艇で船首を上げ物凄いスピードで白い波しぶきを上げながら途中、幾つかの島々を眺め軍艦島に向かいました。

1時間ほど航海し、軍艦島(正式には「端島『はしま』」と言います)が見えてきました。

端島 (長崎県) - Wikipedia (軍艦島の正式名です)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%AF%E5%B3%B6_(%E9%95%B7%E5%B4%8E%E7%9C%8C)

波は高かったですが、無事に船は着岸し、いよいよ軍艦島に上陸。

今回、案内して下さったの方は「NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」理事長 坂本道徳さんのガイドで案内をしていただきました。

軍艦島を世界遺産にする会 公式WEB
http://www.gunkanjima-wh.com/

実際に住んでいた方からのお話は、本当にいろんな事を考えさせられました。

日本では軍艦島を「廃墟の島」と言う事で注目を集めています。

その証拠に、実は軍艦島を廃棄物を捨てる島にしようと言う計画があり、それを止めたのは元島民のみなさんでした。

坂本さんが、おっしゃっていたのは「ここは廃墟の島ではありません、ここで働き、ここに住んでいた多くの島民にとって、軍艦島は『ふるさとの島』なんです」と言う言葉が心に残りました。

確かに今は廃墟に見えます。

軍艦島は日本の高度経済成長を支えた産業遺産でもありますが、それ以前にそこに住んでいた島民には大切な心の故郷です。

世界遺産の暫定リストに載った軍艦島ですが、日本のメディアは「廃墟の島」として取り上げが多く、海外のメディアは「産業遺産」として取り上げます、島民のみなさんにはそういう「廃墟」だけを取り上げた報道が悲しいと言う事でした。

軍艦島を、もっと正しく理解していただき、近代日本の歴史と、人の生きた証を感じて下さいね。

世界遺産暫定リスト入りが決まった長崎・軍艦島
http://www.youtube.com/watch?v=FAQdp9GPJNc&feature=fvst

1時間の上陸時間もあっという間に過ぎて、長崎港に向けて船が出航しました。

私が最初に言いだしっぺだったので、一緒に参加して下さったみなさんにも楽しんでいただけたかと思っていましたら、みなさん揃って「軍艦島、本当にきてよかった」と言って下さいました。

みなさんも、長崎にお越しの際には是非、軍艦島も立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

以下は地元のテレビで軍艦島は紹介した動画です。

軍艦島1
http://www.youtube.com/watch?v=oD0F-cZHMkc
軍艦島2
http://www.youtube.com/watch?v=hOpI_93qg_o&NR=1

今回、軍艦島ツアーにご一緒して下さった、えみろすさん、総理さん、娘さん、リップさん楽しい時間を共有させていただき本当にありがとうございました。



Posted by 白くま at 05:41│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。